6月18日(火)朝会
校訓「つよく 正しく なかよく」について話をしました。人によって「つよく」の意味は違うと思う。では、校長先生の考える「つよく」とは・・・。
『自分が苦手で弱いところって、人になかなか話せなかったり、恥ずかしくて見せられなかったり、本当のことを言えなくて、隠している…。自分の苦手なことや、弱いところを認めるって、結構難しいこと。でも、学級のだれでも、周りにいる先生方だって、「苦手な」ことや「弱い」ところはある。子どもも大人も同じ人間ですから、みんなそれぞれにできること・できないこと、「強いところ」「弱いところ」があって、それが個性。その人らしさ…。だから、人と比べてできる・できないと決めることではない。
自分にも弱いところがある、だから、人のできない「弱いところ」を知って、責めたり、何か傷つくことを言ったりするなんてことは人間として絶対にしてはいけない。「思いやりをもって」人と接することができる、「相手の気持ちを考えられる」 「人の話をよく聞くことができる」「どの人に対しても差をつけない」そういう人が「つよい人間」「つよく」だと思うのです。自分の「弱さ」も人の「弱さ」も受け入れられる人が「強い」そんな人に成長してほしい。
1学期もあと1か月、お互いのことを思いやって、「つよく 正しく なかよく」過ごしていきましょう。』