3年生 「伝統行事を学ぶ会ーお話と棒の手体験ー」
愛知県の無形民俗文化財に指定されている「棒の手」。二人一組となって、木の棒や木刀を使った武術の型を披露する伝統芸能です。西小学校では、地域の方を指導者として招き、長年部活動として受け継いできました。今年度も11月9日に、全校児童、保護者の方の前で発表会を行いました。しかし、市内小学校では令和7年度より部活動を行わないことから、今後は、3年生が総合的な学習の時間で学ぶ「地域学習」の一環として、この伝統を受け継いでいくこととなりました。本日行われた「伝統行事を学ぶ会」では、長久手市の学芸員の方に、警固祭りや棒の手などについて詳しく教えていただきました。その後、子どもたちは、地域で棒の手を継承されている3名の講師の方の指導により、棒の手の体験をしました。自分より長い棒や、重たい木刀を使うため、慣れるまでは一苦労です。わずか一時間ではありましたが、棒を前や後ろに動かし、頭上に構え、「やあっ」とかけ声を飛ばしながら、簡単な型の披露を行うことができました。地域社会の一員として、伝統を継承していける子どもたちであってほしいと思います。